
穂波
エクストラ0フェスで爆発的に見るようになったベンケイ1キル。
このデッキは「長いデュエルなんかやってられない」「負けるとわかったら即サレ」といった、効率重視の人におすすめのデッキです。
ベンケイ1キルの特徴
- 主役の「重装武者-ベン・ケイ」は、装備カードの数だけ攻撃回数が増えるモンスター。
- 攻撃回数は自身の攻撃回数+装備カードの数だけ増えるので、最大6回攻撃が可能。
- 元々の攻撃力が500と低いが、良質な装備カードと攻撃回数によって1キルにもっていけるポテンシャルがある。
- 先行だとすることがなく、後攻向けのデッキ。
- プレイ目的が明確であり、ダメだとわかった瞬間次に行ける身軽さがある。
- これは精神衛生上とてもよいことで、重度のストレスを抱え込むことがなくなる。
- ベンケイだけでも十分な構築ができるが、勇者ギミックを採用すると相手の妨害行為に対して強く出れる。
- 構築難易度が低く、デッキの8割がR以下で作れる。
- ベンケイだけでなく、不意打ち又佐や隼の騎士といった、2回攻撃が可能なモンスターも採用されることがある。
- 2回攻撃では1キルに届かないこともあるので、基本はベンケイだけでOK。足りないモンスター枠はドローカードを増やしてデッキの回転率を上げる。
- 勝てないこともないが、勝利回数で昇格するようなシステムのランク戦では不向き。
- 無限泡影などで効果を無効化されると連続攻撃が止まる。この手のカードはとても苦手。
デッキレシピ

- モンスターカード
- 聖殿の水遣いx2
- 重装武者-ベン・ケイx3
- アンカモフライトx2
- 流離のグリフォンライダーx1
- 魔法カード
- ハーピィの羽根箒x1
- 増援x1
- 打出の小槌x2
- 強欲で貪欲な壺x2
- ライトニング・ストームx2
- アラメシアの儀x2
- デーモンの斧x3
- 凶暴化の仮面x3
- 魔導師の力x3
- 進化する人類x1
- 聖剣ガラティーンx1
- シールドバッシュx3
- サイコ・ブレイドx1
- ガーディアンの力x3
- 聖剣クラレントx1
- 騎竜ドラコバックx1
- 運命の旅路x1
- 罠カード
- レッド・リブートx1
テーマカードの解説
重装武者-ベン・ケイ | |
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![]() | このカードは通常の攻撃に加えて、このカードに装備された装備カードの数だけ、1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。 |
このデッキの主役。
装備された装備カードの数だけ攻撃回数が増えるというシンプルなもの。とはいえ、装備カードによって規格外の攻撃力を得ることができるので、攻撃力3000以上にもなった連続攻撃は脅威でしょう。
元々の攻撃力が低いので、装備カードの質によっては1キルに届かないこともあります。そのときは潔く諦めて次に行きましょう。
このフットワークの軽さも魅力の一つです。
サポートカードの解説
- アンカモフライト
- EXデッキを使用しないテーマだからこそ採用できるカード。特殊な制約もなく1ドロー確定。最悪ベンケイだけでは1キルに届かないときに特殊召喚する手段もある。
- デーモンの斧
- 攻撃力1000アップ。もっとも手札に引き込みたい装備カードその1。
- 凶暴化の仮面
- 攻撃力1000アップ。次のターン以降になるとライフコストがかかるが、基本的に1ターンで決するので気にならない。
- 魔導師の力
- 魔法・罠カードの数だけ攻守500アップ。セットしてるカードでも効果があるので、攻撃力が足りない場合は手札で腐ったライトニングストームなどをセットして上げるのも手。
- 進化する人類
- ライフによって元々の攻撃力が2400、または1000に変動するカード。ベンケイは元々の攻撃力が500しかないので、相手よりライフが多かったとしてもプラスに働く。
- 聖剣ガラティーン
- 攻撃力1000アップ。同名カードは1枚しか存在できないので1枚の採用。
- シールドバッシュ
- 攻撃力1000アップ。②の効果はおまけ。
- サイコ・ブレイド
- 攻撃力最大2000アップ。ライフで攻撃力が変動する「進化する人類」と相性がいい。1ターンに1枚しか発動できないので採用は1枚。
- ガーディアンの力
- 攻撃するたびに500アップ。③の効果によって破壊効果にめっぽう強くなるので、ミラー戦では優位に立てる。複数装備したら無敵。
- 聖剣クラレント
- 直接攻撃が可能になる装備魔法カード。攻撃力が上がらないのが難点だが、相手のモンスターを無視して直接攻撃できるのは最強。フィールドに1枚しか存在できないので1枚の採用。
- レッド・リブート
- 手札から発動できるカウンター罠。発動後は相手に罠の再使用とセットを許すことになるが、発動ターンで決する戦いなので気にならない。
ベンケイ1キルの回し方
- 後攻を選ぶ。
- ライトニングストームや羽根箒を使って相手の盤面を崩す。
- この時点で無理そうならサレンダー。
- ベンケイを召喚。
- 手札のありったけの装備カードをベンケイに装備させる。
- ベンケイで攻撃。
- 失敗したらサレンダー。
とくに解説するまでもなく簡単なデッキです。
後攻ゆえに相手の盤面をいかに崩せるかが重要で、攻撃が通せそうになければサレンダーしましょう。
この点、勇者ギミックなら相手の盤面に触ることができて優秀です。ベンケイと勇者は相性が悪くないので、持っていたらぜひ入れましょう。
今回のデッキレシピには入れてませんが、ブラックホールなどターン1制限のないカードを大量に採用して相手の盤面も崩壊させるのも手です。むしろこの手のカードを採用したほうがいいかもしれません。