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【マスターデュエル】ふわんだりぃずのデッキレシピと回し方

穂波
穂波

今回ご紹介するのは純構築のふわんだりぃずです。

なにを純構築と定義するかは人それぞれだと思うのですが、私の場合はEXデッキにテーマ外のカードが入っていなければ純構築と呼ぶようにしてます。

ふわんだりぃずとは

  • 下級モンスターはレベル1・鳥獣族で構成され、属性は風と水が存在する。上級モンスターはレベル10。
  • 特殊召喚を一切行わず、モンスター効果で召喚を繰り返して展開する。
    • このため増殖するGの影響をまったく受けない。
  • 専用フィールド魔法や罠カードによって相手ターンでも自分ターンと同じような展開ができる。できないといえば魔法・罠カードのセットくらい。
  • 強力な制圧効果をもつ烈風の結界像・烈風帝ライザー・巨神鳥に簡単にアクセス、召喚ができる。
  • 1ターンでフィールドを埋め尽くすほど下級モンスターを展開できる。
  • 下級モンスターはフィールドを離れた場合に除外されるが、鳥獣族が召喚されると手札に戻ってくる。
    • サーチと帰還を繰り返すことで、相手ターンで展開するころには手札が1.5倍になってる。
  • 下級モンスターの効果に無限泡影などをチェーンされても、それに月の書をかませて裏側にすることで効果の無効化を防げる。アドバンス召喚は表示形式を問わないので、上級モンスターの召喚に支障はない。
  • 墓地を使わないので、マクロコスモスなど除外を強制するカードが採用できる。
  • 上級モンスターの効果がとにかく強く、とくに「えんぺん」の効果はリンクモンスターに対して強烈なメタとなる。
    • これだけに終わらず、結界像による風属性以外の特殊召喚封じ、巨神鳥によるなんでも無効破壊、烈風帝によるデッキバウンスも飛んでくる。
    • そして、これだけの展開をたった2枚のカードだけで行え、相手ターンでも自分フェイズと同じように展開するのだから手がつけられない。

デッキレシピ

ふわんだりぃずのデッキレシピ
  • モンスターカード
    • ふわんだりぃず×ろびーなx3
    • ふわんだりぃず×いぐるんx3
    • ふわんだりぃず×すとりーx1
    • ふわんだりぃず×とっかんx1
    • 霞の谷の雷鳥x1
    • 烈風の結界像x1
    • アンカモフライトx2
    • 霞の谷の巨神鳥x1
    • 烈風帝ライザーx1
    • オシリスの天空竜x1
    • ふわんだりぃず×すのーるx1
    • ふわんだりぃず×えんぺんx2
  • 魔法カード
    • サンダーボルトx1
    • ハーピィの羽根箒x1
    • テラフォーミングx1
    • 封印の黄金櫃x1
    • 強欲で謙虚な壺x3
    • ふわんだりぃずと謎の地図x3
    • ふわんだりぃずと未知の風x1
    • 月の書x3
  • 罠カード
    • ふわんだりぃずと夢の町x1
    • 大革命返しx2
    • 最終突撃命令x2
    • マクロコスモスx2
    • 虚無空間x1

テーマカードの解説

ふわんだりぃず×ろびーな
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル4以下の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。③:このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

テーマの初動となるカードその1。

共通効果はフィールドを離れたときに除外、鳥獣族が召喚されると除外からの帰還。

固有効果はレベル4以下の鳥獣族をサーチ。ふわんだりぃずはもちろんのこと、このデッキなら烈風の結界像もサーチできます。

結界像はえんぺんを召喚したときの効果で召喚するのがマスト。これで効果の発動と風属性以外の特殊召喚までも封じられます。

ふわんだりぃず×いぐるん
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル7以上の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。③:このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

初動カードその2。

固有効果はレベル7以上の鳥獣族を手札に加えるというもの。このデッキならすのーる、えんぺん、巨神鳥、ライザーが対象。

上級鳥獣族は、どれも強烈な効果をもったモンスターです。自分ターンではえんぺんを手札に加え、相手ターンで巨神鳥を展開するのが一般的な動き。

相手が本格的に動き出す前に効果の発動・特殊召喚封じ、なんでも無効破壊という鬼のような布陣ができあがります。

ふわんだりぃず×すとりー
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。①:このカードが召喚に成功した場合、自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。③:このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

固有効果は墓地のカードを除外するというもの。

①の効果は墓地にカードがないと使えません。つまり、先行でこのカードを引いた場合は、なんらかのカードが墓地にないと後続を召喚できないということに。

効果自体は墓地を利用するテーマのメタとなる優秀な効果です。

ふわんだりぃず×とっかん
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。①:このカードが召喚に成功した場合、除外されている自分の「ふわんだりぃず」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。③:このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

固有効果は除外されているふわんだりぃずカードを手札に加えるというもの。

下級モンスターは自分で帰還する効果を持つので、除外されている魔法・罠カードを対象にするのがいいと思います。黄金の封印櫃で魔法・罠カードを除外すれば、擬似サーチという使い方も可能になります。

ふわんだりぃず×すのーる
①:アドバンス召喚したこのカードが存在する場合、1ターンに1度、発動できる。このターン自分は通常召喚を3回まで行う事ができる。②:アドバンス召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。③:相手ターンに1度、手札を1枚除外して発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て裏側守備表示にする。

上級モンスターに共通しているのは、下級と違って除外されず帰還効果もありません。

墓地に落ちてしまった上級を回収する場合は、すとりーで除外した後にとっかんで手札に加えるという手間がかかります。

このカードは高い攻撃力と仲間全員に貫通攻撃を付与するアタッカー。ふわんだりぃず以外も貫通攻撃が可能になるステキ性能です。

えんぺんの影に隠れがちですが、上級モンスターらしく十分強力な効果をもったカードです。

ふわんだりぃず×えんぺん
①:このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ふわんだりぃず」魔法・罠カード1枚を手札に加える。その後、モンスター1体を召喚できる。②:アドバンス召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドの特殊召喚された攻撃表示モンスターは効果を発動できない。③:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、手札を1枚除外して発動できる。その相手モンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで半分になる。

テーマのエース。

魔法・罠カードのサーチ、モンスターを追加召喚、特殊召喚されたモンスターの効果を封殺、ダメージ計算時に相手の攻守を半減…

これでもかというほど強力な効果が盛り込まれたカードです。すのーるがURで、こちらがSRというのも信じられない現実。

このカードは②の効果がとにかく強烈。攻撃表示限定なので穴はあるのですが、守備表示を強制すれば相手の攻撃を防げるので、結果的に相手のテンポを狂わせることにはなります。

1枚でも十分ですが、万が一のことを考えて2枚積むのがいいと思います。

ふわんだりぃずと謎の地図
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル1の「ふわんだりぃず」モンスター1体を相手に見せ、見せたモンスターとはカード名が異なる「ふわんだりぃず」カード1枚をデッキから除外する。その後、見せたモンスターを召喚する。②:相手がモンスターの召喚に成功した場合に発動できる。自分は「ふわんだりぃず」モンスター1体を召喚する。

召喚権を使わずに展開が可能になるカード。さらに相手ターンでの展開も可能にします。

相手ターンでは特殊召喚に対応してません。ですが、えんぺんや結果像で蓋をしている状況なら条件を満たすのは難しくないでしょう。

展開の潤滑油として働くので3枚必須。

ふわんだりぃずと未知の風
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分がモンスター2体のリリースを必要とするアドバンス召喚をする場合、モンスター2体をリリースせずに自分フィールドのモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を墓地へ送ってアドバンス召喚できる。②:自分メインフェイズに発動できる。手札の鳥獣族モンスターを2体まで相手に見せ、好きな順番でデッキの一番下に戻す。その後、自分は戻した数だけデッキからドローする。

手札交換と相手フィールドのカードをアドバンス召喚のコストにできるカード。

①は鳥獣族限定の打出の小槌といった効果ですが、②の効果が強力です。

リリースの対象は、通常はモンスターになるところですが、このカードは相手フィールド全体から選ぶことができます。魔法・罠カード、セットしてるカードでも対象です。

ふわんだりぃずと夢の町
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分・相手のメインフェイズに発動できる。レベル4以下の鳥獣族モンスター1体を召喚する。②:このカードが墓地に存在する状態で、自分がレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合、このカードを除外して発動できる。相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。

相手ターンでも展開が可能になるカード。

謎の地図がすでにフィールドにあるなら無理して使う必要はありません。謎の地図だとふわんだりぃず限定なので、それ以外の鳥獣族を召喚するときに重宝します。

サポートカードの解説

  • 霞の谷の雷鳥
    • 巨神鳥と合わせて使うことで無限妨害が可能になる。巨神鳥だけでも十分に仕事をするので無理して入れなくてもOK。
  • 烈風の結界像
    • 風属性以外の特殊召喚を封じるカード。効果は強力だが攻守が低いので使い切りと割り切る。
  • アンカモフライト
    • EXデッキを使わないテーマのお供。1ドローでデッキの回転率を上げる。
  • 霞の谷の巨神鳥
    • あらゆる効果の発動を無効にして破壊する強力なカード。雷鳥とセットで使えば、たとえサンダーボルトを100回使われたとしても妨害できる。
  • 烈風帝ライザー
    • フィールドのカードと墓地のカードをデッキに戻すカード。風属性をリリースした場合は追加でフィールドのカードを手札に戻す。最大3妨害が可能でとにかく強い。墓地からデッキに戻す効果は、自分の墓地に落ちた結界像や上級ふわんだりぃずでもOK。
  • オシリスの天空竜
    • 手札が増えやすいふわんだりぃずでは高いステータスを維持できる。攻撃力2000以下のモンスターはフィールドに残ることもできないので、フィールドに維持できれば高い制圧力を発揮する。
  • 封印の黄金櫃
    • 下級ふわんだりぃずを除外すれば擬似的なサーチとして使える。
  • 月の書
    • 下級モンスターにエフェクトヴェーラーや無限泡影をうたれたとき、このカードで裏側にすると無効化を免れる。裏側になっても効果は通るので、そのままサーチ・後続の召喚が可能。アドバンス召喚はシンクロ・エクシーズ・リンクと違って裏側でも問題ない。
  • 大革命返し
    • 2枚以上の破壊をトリガーに発動できるカード。モンスター効果はえんぺんで無効にしているので、基本的に飛んでくるのはライトニングストームやサンダーボルトといった全体除去。ついでに守備表示で出てきたデストロイフェニックスガイも除外できる。
  • 最終突撃命令
    • 攻撃表示を強制するカード。えんぺんの効果は攻撃表示限定という穴があるので、これで攻撃表示を強制する。

入れ替え・相性のいいカード

  • ダークネス・シムルグ
    • 相手のみカードのセットができなくなる。罠カードの妨害として有効。
  • 魔封じの芳香
    • 魔法カードのセットを強要するカード。ダークネスシムルグと一緒に使うと魔法・罠カードの使用を完全に封じることができる。
  • 地縛神 Asllapiscu
    • レベル10・鳥族族モンスター。2500のダイレクトアタック+フィールドを離れたとき相手のモンスターを全破壊して効果ダメージを与える。
  • ディメンション・アトラクター
    • 墓地を利用しないテーマなので通常のデッキよりも発動しやすい。マクロコスモスと同じ効果だが、こちらは後攻でも手札から発動できるメリットがある。
  • ジャック・イン・ザ・ハンド
    • レベル1ふわんだりぃずのサーチに使える。ただし、相手が先にカードを引き抜くため、狙ったカードを加えられない可能性がある。
  • ドラグマ・パニッシュメント
    • 鉄獣戦線 凶鳥のシュライグを墓地に送ると相性がいい。1枚でも鳥獣族が除外されていればレベル1ふわんだりぃずをサーチできる。

ふわんだりぃずの回し方

  1. 謎の地図を発動。いぐるんを見せてろびーなを除外する。
  2. いぐるんを召喚。
  3. ろびーなの効果を発動。除外されているろびーなを手札に加える。
  4. いぐるんの効果を発動。えんぺんを手札に加え、ろびーなを召喚。
  5. ろびーなの効果を発動。結界像を手札に加え、ろびーな・いぐるんをリリースしてえんぺんを召喚。
  6. いぐるんの効果を発動。除外されているいぐるんを手札に加える。
  7. えんぺんの効果を発動。手札に未知の風を加え、結界像を召喚。
  8. 未知の風を発動してターンエンド。

フィールドに謎の地図、えんぺん、結界像、未知の風が揃います。

これで相手のモンスター効果と特殊召喚封じが完成。

モンスターが召喚されたら謎の地図の効果でいぐるんを召喚、先ほどと同じように展開して巨神鳥を召喚しましょう。

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