
人気作なので私も購入してみました。ちなみに私は前作の1・2は未プレイです。最終ランクは44まで上げました。
スプラトゥーン3の概要
大自然で!大都会で!さらに広がるナワバリバトル!
ヒトの姿に変身する不思議なイカたちによる、アクションシューティングがパワーアップして登場!
4対4のチームに分かれて、地面を塗った面積で勝敗を決める基本的なルールはそのままに、新たなブキやスペシャルウェポン、バトルアクションが追加。
オンラインでフレンドや見知らぬ人と対戦できることはもちろん、本体を持ち寄って仲間と顔を合わせての対戦も可能。よりダイナミックになったナワバリバトルで、存分にインクを塗りたくれ!
価格 | 6,500円 |
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容量 | 5.2GB |
プレイ人数 | 1〜8人 |
メーカー | 任天堂 |
配信日 | 2022年9月9日 |
どんなゲーム?

スプラシリーズはイカ(タコ)が擬人化したアクションシューティングゲームです。インクを飛ばして敵を倒すほか、塗った面積に応じて勝敗が決まるナワバリバトルもあります。
この手のゲームになるとリコイル制御(反動)が必要になるものですが、スプラにはリコイル制御が必要ありません。撃てば素直に真っ直ぐ飛びます。APEXで挫折した私にはとても嬉しい仕様でした。
一人用のヒーローモードは操作を覚えるのに最適。私はヒーローモードをずっとスティックでプレイしていましたが、今からスプラを始める人は絶対にジャイロ操作でヒーローモードをプレイしておきましょう。
というのも、このゲームはエイムアシストがありません。スティックで動く敵にエイムを合わせるのは至極困難です。もし、ランクマッチもスティックでプレイしようと考えているのであれば、それはバイキンマンがアンパンマンに戦い挑むくらい無謀です。
話が逸れてしまいましたが、相手にボッコボコにされるのが好きな人以外は絶対にジャイロでプレイしましょう。ヒーローモードをジャイロでプレイするのがコツです。あとからジャイロに慣れようと思って再プレイするのは大変です。

スプラのメインといえばオンラインバトル。誰でも気軽に参加できる基本のナワバリバトルと、ポイントを賭けて争うガチマッチの2種類があります。
ナワバリバトルの良いところは、相手を倒すのが苦手な人でも床を塗れば勝利に貢献できるというところ。任天堂らしい配慮あるルールだと思いました。ただ、相手を倒さないと結局塗り返されるのである程度の力は必要になりますが…
ポイントを賭けて争うガチマッチには4種類のゲームがあります。この4種類のゲームはそれぞれルールが異なれど、相手を倒すことが重要なバトルです。なので、相手を倒すことが苦手な人はガチマッチはおすすめできません。
前作ではランクの降格がありましたが、今作ではその降格システムが廃止されています。ある程度の実力は必要ですが、だいたいの人はやりまくれば上位のSくらいには到達できるようです。
塗るのも楽しいスプラシリーズ。ですが、やはり相手を倒せないとストレスになります。先に話したように、スティックの人は絶対にジャイロでプレイしましょう。

対戦だけでなく、サーモンランという協力プレイもあります。このモードは4人で協力して金イクラを集めるというものです。
オオモノシャケ(ボス)はサーモンランの顔ともいえるべき存在。多種多様なボスが存在し、倒し方もそれぞれです。個人的に脅威と感じたのがカタパッド・モグラ・タワーの3体。
とくにカタパッドは、倒すのにボムを2回使用する・遠距離から即死のミサイルを大量に撃ち込んでくるといった最凶のボスです。これが出現しただけで現場は大パニック。
このモードは基本的に報酬目的でプレイすることになりますが、上位になるほど敵の攻撃が熾烈になり、連携がとれないとクリアするのも困難です。達人になると一気に成功率が下がり効率が悪くなるので、報酬目的の人は達人より下のランクで働きましょう。
個人的な評価
- イカの擬人化とはこれまた可愛い
- イカだけでなくタコも選べる。イカとタコで髪型や目のデザインが違う。グラフィックや動きが緻密に作り込まれていて見ているだけでも可愛い。とくに初心者の動きは見ていると癒される。
- 塗るという楽しさ
- 今までの銃撃戦にはなかった“塗る”という新しい仕組みのアクションシューティング。インクの光沢や厚みも再現度が高く◉。武器ごとに塗りの効率も異なり、お気に入りの愛武器を見つけるのも楽しい。
- 時間ごとにステージが変わる
- ナワバリのステージやガチマッチのルールが時間経過で変わる。ほかにも商品の品揃えや衣装の注文など、時間経過で変わるものがある。人によってはめんどくさいと感じる人もいるかも知れないが、私は毎日遊べる楽しみがあっていいと思う。
- ロッカーで個性を出す
- 今作から追加されたロッカーシステム。ロッカーにステッカーを貼ったり、置物を置いて個性を出すことができる。ガチャっとロッカーを開けた瞬間に広がる光景には思わず笑ってしまうものも。ロッカーガチ勢なるイカもいるらしい。
- エイムアシストがない
- エイムアシストを実装しないあたり、開発の時点でジャイロ前提のゲームにしているのだと思う。ジャイロはスポーツなど身体サポートに使用するのが本来の使い方だと思うし、プログラムでどうにかできるものをジャイロ前提に作るのはどうなのかなと思った。
- 通信エラーが多い
- エラーが起きるとバトルが中断されてしまう。たまにならまだしも、明らかに多いと感じる頻度で発生するのでマイナス評価。アップデートで何度か修正されているものの、まだ根本的な解決には至っていない。
- サーモンランが無理ゲー
- 達人以上(とくにプラス帯)になると明らかに難易度が上がる。変な武器を持たされたあげく、連携が取りにくい野良では無理ゲーと化しているので、負けるのが当たり前になると時間の無駄に感じてしまう。実際にクリアしている人がいるので難易度を下げろとは言わないが、ランクをプラス以下でも自発的に下げられるようにしてほしい。
プレイを終えての感想

とくに致命的な欠点もなく、最初の触りだけで「あ、おもしろいゲームだな」と感じた良作です。
とはいえ、スティック勢の私は対人戦でジャイロと比べると贔屓(ひいき)に感じていましたし、そこから生産されるストレスも半端なかったです。「お前もスティックでやれよっ!!」とたびたび叫んでいたのは内緒。
勝ちたいのでジャイロも練習で数時間触ってみたけど、姿勢が固定されるし肩が凝るのでやっぱり無理。
気が早いと思いますが、次回作ではエイムアシストが実装されることに期待。