
インディーゲームの『Fly Punch Boom(フライパンチブーム)』をレビュー!
本作はドラゴンボールなどの少年漫画から強い影響を受けて作られたゲーム。フレンドとプレイするとおもしろさ100倍です!
Fly Punch Boomの概要
高層ビルを突き抜けて地球が粉々になってしまうほど強烈なパンチを友達にお見舞いしましょう!
FLY PUNCH BOOMはお気に入りのアニメで見た戦闘が余すところなく詰まっています。
光速で飛びながらまっぷたつに惑星が割れてしまうほどの勢いで友達を吹き飛ばしてしまいましょう。高層ビルで突っ込んだり、顔面にクジラや惑星を思い切り食らわせたり、相手を追っかけて見たこともないような威力の超絶技を繰り出すのです。すべてはパンチをかますことの幸せを味わうため!
あまりの勢いでアッパーカットされたせいで宇宙人に誘拐されてしまったことはありませんか?敵をお腹で消化してすべてが爆発するような驚異的なおならで彼らを大放出してやりたいと思ったことはありますか?エルヴィス似の鳥に渾身のパンチをお見舞いして月のおしりに突っ込むほど吹き飛ばしてみませんか?
価格 | 1,599円 |
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容量 | 621MB |
プレイ人数 | 1〜4人 |
メーカー | Jollypunch Games |
配信日 | 2020年11月26日 |
どんなゲーム?

『Fly Punch Boom』は2D対戦アクションゲーム。ドラゴンボールの舞空術のようにフィールドを縦横無尽に駆け回り、相手にパンチのラッシュを叩きこみましょう。
某少年漫画を意識して作られているためか、キャラクターが持つ必殺技には元気玉やギア3といったどこかで見たことあるような技が盛りだくさん。ほかにもコスプレ衣装があのキャラクターそのまんまだったり。

ゲーム中の演出がとにかく派手。フィールドのギミックを利用したフィニッシュでは、豪快でド派手な演出がゲームを盛り上げてくれます。相手のHPを削り切れば首が取れるなんてことも。(血の飛沫はないので安心)
特筆すべきはフィールドのギミックを利用したフィニッシュ。随所に散りばめられたギミックには、ステージごとにたくさんのフィニッシュ演出があります。なので毎回決まった勝ちパターンになることが少なく、見ていて退屈にならないのが大きなポイント。

プレイヤー同士が激突すると対戦開始。対戦はヒット・カウンター・スロー(投げ)の3つで成り立っており、それぞれ強弱関係があります。簡単にいうとジャンケン。
後出しに優れた超人が相手もでもない限り対戦の勝敗はみな平等。CPU相手だと面倒でちょっとだけイラッとしますが、プレイヤー同士ならこれがいい塩梅になっているのです。
個人的な評価
- ド派手な演出
- ステージごとに異なるド派手なフィニッシュ演出が盛りだくさん。中二心がくすぐられ見ていて飽きない。
- MODでオリジナルキャラが作れる
- 私がプレイしたSwitch版にはないが、Steam版にはオリジナルキャラが作れるMODがある。60枚以上の画像が用意できるなら使用する価値があると思う。私もいつかは私自身を参戦させてプレイしてみたい。
- 笑える楽しさ
- ド派手な演出に加えてキャラクターの表情が最高にクール。家族や友達、みんなで楽しめる。
- バトルテンポがいい
- 勝利時の演出が簡素、かつすぐに次のラウンドに移行するのでバトルテンポがとてもいい。勝利に必要なラウンド数はオプションで変更できる。
- CPUが逃げ回る
- CPUは必殺ゲージを取ることを優先するため、追いかけても追いかけても逃げ回る。さっさと次に進みたいアーケードでとくに面倒に感じた。
- 必殺技が空気
- 必殺ゲージを2つ取ると使用可能になる必殺技だが、わざわざ飛び回って取りに行く必要性がないほど弱い。
- さらに必殺ゲージは次のラウンドに持ち越せない。
- 翻訳が直訳
- カジュアルゲームなのでそこまで問題ではないが、コスチュームの解放である「伝承」など一部わかりにくいものがある。
プレイを終えての感想

逃げ回るCPUを相手にしてもそんなにおもしろくないのですが、一緒に遊べる家族や友達がいる人はぜひプレイしてほしい一作です。
ゲームとは本来こんな感じでワイワイキャッキャと遊ぶものだと思います。今のゲームはリアリティ思考で夢や情熱が置き去りになっている気がするのです。
私の配信でも『Fly Punch Boom』をやっているので、ストレス発散したいという人はぜひ参加してみてくださいね。