
『バイオハザード5』をレビュー!
オンラインに対応したことにより、協力する相手によって毎回違ったバイオが楽しめるようになりました。
バイオ5の概要
恐怖の原点は、恐怖の頂点へ
灼熱のアフリカを舞台に展開される物語。「絆」と「恐怖」をテーマとして描かれた本作は本格的なCO-OP(協力プレイ)を搭載し、2編の追加シナリオや追加コスチュームなど、別売DLCや「ザ・マーセナリーズ ユナイテッド」まで収録した完全版。
「ラクーン事件」から10年の歳月を経た灼熱の大地でクリスと新しい相棒のシェバはバイオテロの脅威に立ち向かう。進行する巨大な陰謀の中、ウェスカーとの因縁は果たしてどのような結末を迎えるのか…
価格 | 3,300円 |
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容量 | 18.7GB |
プレイ人数 | 1〜4人 |
メーカー | カプコン |
配信日 | 2019年10月31日 |
どんなゲーム?

ゲームシステムは前作『バイオ4』と同じく、TPSのようにアクション性が強くなったアクションシューティングを採用。
従来のバイオは固定式のカメラアングル+ラジコン操作でしたが、プレイヤーを背面から追従するビハインドカメラとエイミング操作を採用することで、直感的かつアグレッシブな動きが可能になりました。
戦闘面で『バイオ4』から大きく進化したことといえば、十字キーを使うことで素早く武器の切り替えが可能になったこと。前作では武器の切り替えをするときにアイテム画面を開かないと武器の変更ができませんでしたが、今作は十字キーの上下左右に任意の武器を割り当てることができ、ボタンを押すことで素早く武器を切り替えられるようになったのです。
アイテムBOXは廃止。チャプター開始前の装備画面でのみアイテムを整理することができ、ゲーム開始後は最大で9つのアイテムしか持ち運べません(パートナーに持たせることも考えると最大18)。
武器・弾薬・回復アイテムなどをバランス良く持ち込もうとすると枠が足りなくなることもありますが、これもまた絶妙なゲームバランスに一役かっていると思います。個人的には前作のアタッシュケースシステムが気に入っていたのでちょっと残念ではありますが。

グラフィックがとてもリアル。筋肉の流れや肌の質感など、前作から100倍は進化しています。初めて見たときは鳥肌がたちました。
グロい部分はしっかりセーフティが機能しているので、初めてバイオを触る人でも安心して楽しめると思います。さも映画を見ているかのような圧倒的グラフィックをぜひ堪能していただきたい。個人的にクリスの目がとても綺麗で好きです。

オンライン(CO-OP)に対応したことで、いつでも楽しいバイオがプレイ可能に。ただしクロスプレイには非対応(クロスプレイとは、違うハード同士でもマッチング可能になるシステム)。
ストーリーモードでは、チャプターを開始する前の設定でオンラインをオープンにするだけ。これだけで自由に野良の人とプレイできます。毎回部屋を立てたり、相手が参加するまで待つ必要がないのがとても便利です。
一緒に遊ぶプレイヤーによって毎回違った楽しみを味わえるのがオンラインの魅力。しかも出入り自由で気軽。
ただし、野良としてホストに参戦する場合は節度あるプレイに注意しましょう。純粋にストーリーを楽しもうとしてるホストにオラオラで道を先行したり、強力武器でボスを一掃するなどの自分勝手な行為は嫌がられます。
個人的な評価
- 圧倒的リアルなグラフィック
- 映画のような圧倒的グラフィック。私はゲームをプレイするときにグラフィックは重要視していないが、やっぱりグラフィックが綺麗だとゲームのキャラクターに感情移入できる。
- 毎度楽しい協力プレイ
- 最高難易度のプロフェッショナル以外は強力な武器を使わないのが楽しみ方のコツ。とくに参戦側でプレイするときはホストに合わせてプレイすることを心がける。
- 武器強化でより強く
- お宝を集めて資金を調達するシステムは今作も健在。一部の武器は最大まで強化すると隠し武器がショップで購入できるようになる。
- チャプターが細かく区切られていて遊びやすい
- 最高のSランク取得を目指すときにとても便利。タイプライターという名のセーブポイントが無くなった代わりにチェックポイントで自動セーブしてくれるのも高評価。
- やり込み要素が豊富
- 武器の強化や全お宝の収集など、クリア後も継続して遊べる要素が豊富。一撃が即死に繋がるプロフェッショナルはオンライン協力前提の難易度だが、協力してクリアしたときの喜びは格別なのでぜひプレイしてほしい。
- クロスプレイ非対応
- マッチング可能な環境がハードごとに分かれているため、プレイ人口の母数は必然的に少なくなる。クロスプレイ対応であればマッチングしやすくなっただけに残念。
- 容量がバカでかい
- 容量が20GB近くある。Switchは元々の保存領域が少なくSDカードは必須。また、空き容量が少なくなってきた場合に必然と削除候補になってしまう。
プレイを終えての感想

YouTubeで検索すると、今でも配信している人を見かけます。全盛期に比べたらプレイ人口は減っているものの、10年以上経過した今でもマッチングすることに驚きなのです。
個人的にバイオ5はシリーズの中でも傑作中の傑作。まだ未プレイのバイオもありますが、総合でこのタイトルを上回るバイオはないんじゃないかなぁと感じていたり。
バイオシリーズは定期的にセールになることが多く、しかもセールになると1,000円以下で購入できるので、未プレイの人はぜひぜひプレイしてみてください。このゲームは穂波のお墨付きです。