
本日は賛否両論ある名作『FINAL FANTASY X-2』のレビューをしたいと思います!主人公ユウナの変わりっぷりは私は好きです。
FFX-2の概要
『FINAL FANTASY X-2』は、『FINAL FANTASY X』のラストから2年後を経た世界で、ユウナの新たな冒険を描く直接の続編。“シン”の脅威が去った世界で、新たな生活を送り始めたユウナは、ある日手にした“スフィア”の中に、かつて一緒に旅をした青年の姿を見つける。“シン”の消滅とともに消えてしまった“彼”が、世界のどこかに存在するかもしれない。自らの目で真実を確かめるため、ユウナはリュック、パインのふたりとともに、再び世界を巡る旅に出る。
価格 | 6,688円 |
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容量 | 27.0GB |
プレイ人数 | 1人 |
メーカー | スクウェア・エニックス |
配信日 | 2019年4月11日 |
※概要の情報はNintendo Switch版『FINAL FANTASY X/X-2 HD』の情報になります。
世界観

舞台は、前作から2年後のシンがいなくなった世界。一皮剥けたユウナがスフィアハンターとして活躍します。前作とは比べ物にならないほど肌の露出が増えている。

一部のシーンではフェイシャルモーションが使用され、ムービーシーンにも劣らない滑らかな動きをします。リュク、パインにもフェイシャルモーションが用意されてますが、その数は主人公ユウナと比べると多くありません。

バトルにはATB(アクティブ・タイム・バトル)を採用。ターン制ではなく、行動可能になったキャラから行動をするため、敵味方が入り乱れるリアルなバトルを楽しめます。

バトル中にジョブを変更できるドレスアップシステムは本作の見どころ。キャラクターごとの専用衣装・ムービーは必見です。

極めつけは圧倒的なやり込み要素を含んだボリュームです。100%クリア・クリーチャーコンプリート・最強キャラ育成など、全部極めるのに私は70時間以上を要しました。
個人的な評価
良かったところ
HDになったことでグラフィックが圧倒的進化を遂げました。20年以上も前のゲームなので比較用の画像を用意することができないのですが、とにかく見てもらえばゲームとて最高峰のグラフィックであることは間違いないと思います。
タイトル曲の「久遠〜光と波の追憶〜」は名曲。前作とはBGMの毛色が異なり、全体的に軽快で明るい曲が多いのが特徴です。そのおかげか、ゲーム序盤から終盤までピクニックのような楽しい冒険を味わえます。
倖田來未さんが歌う「real Emotion」と「1000の言葉」が挿入歌として入るシーンがあります。どちらも名曲ですが、この歌が挿入されるシーンがまた格別。ぜひその手でプレイして体験してほしい。
ストーリークリア100%・クリーチャーコンプ・トーナメント・最強キャラ育成・ブリッツボール・スフィアブレイクなどなど……。信じられないほどやり込みコンテンツが満載です。
私はストーリー100%とクリーチャーコンプをやった程度ですが、これだけでも70時間以上かかりました。さらにやり込むと100時間は超えるんじゃないかと思います。
一度クリアすると「強くてニューゲーム」がプレイ可能に。アビリティやアイテムを引き継いで2周目がプレイできます。クリア後も楽しめる良きシステムです。
残念だったところ
2周目以降になると一度見たシーンはスキップしたくなるもの。一部のイベントはスキップできるのですが、どういうわけかムービーなど大半のシーンはスキップできません。
さらに、ボタン連打で文字送りするのも出来るものと出来ないものがあり、早く先に進みたいときに非常にまどろっこしい思いをします。
致命的にダメだと思うのがこれ。
本作はオートセーブに対応していません。つまり、ゲーム中に強制終了されるとそれまでプレイしていた記録が全てパーになるわけです。
これに関してはいつ発生するのか予測できないため、こまめにセーブするしか対処のしようがない。経験上4〜6時間プレイすると強制終了が発生する気がします。
プレイを終えての感想

どんなにがんばっても強制終了で無に帰すことになれば、さすがに心が折れます。私はこれで何十時間という時間を無駄にしました。
とはいえ、ゲーム自体が神ゲーであることに変わりはありません。定期的に半額SALLをやっていますので、まだプレイしたことのない人は半額を狙って購入してみましょう!
ちなみに、本作には前作『FINAL FANTASY X』も含まれているので大変お得です。