
穂波
今回はNintendo Switchで発売されている『夜廻と深夜廻』のうち夜廻のレビュー。
パッケージの女の子に惹かれて購入したのですが、本作は一言でいうと「マイルドなホラゲー」といった感じ。ホラゲーが苦手な私でもサクサク進むことができました。
夜廻とは?

本作は少女の町を舞台にした和風ホラーで、行方不明になったお姉ちゃんを探し出すことがゲームの目的。ゲームは終始真っ暗で手にした懐中電灯の明かりだけが頼りです。

道中の敵となるオバケにはたくさんの種類が。しかし、種類が多いだけで行動パターンはほとんど一緒。
道中はこのオバケを回避しながら進んでいきます。少女はオバケに触れると即死。
個人的な評価
夜廻の評価
おもしろさ
(2)
独創性
(3)
グラフィック
(4)
サウンド
(2)
総合評価『ふつう』
(3)
- 主人公の女の子が可愛い
- しぐさや行動時のちょっとしたアクションが可愛い。アイテムを拾うときに屈んだり、ときには泣いたり。殺伐とした世界に癒しが生まれる。
- マイルドで遊びやすい難易度
- やることといえば町を探索してシナリオごとの目的を達成すること。次にやるべきこともマップからヒントを得られるので、ほかの本格ホラゲーに比べて遊びやすい難易度になっていると思う。
- 死亡時の演出が1種類のみ
- オバケこそ多種多様だが、接触したときの死亡演出は1つのみ。せっかくのホラゲーというジャンルなので多様な演出も見たくなるもの。
- ボリューム不足
- 配信でプレイしたときは5時間でクリアできてしまった。一応コレクションというやり込み要素もあるが、そのためにもう一度町を巡る気にはなれなかった。これで価格が7,000円もするので、セールで買っていなければ発狂していたと思う。
- 理解が難しいストーリー
- 開幕からペットが死亡してしまう謎のストーリー。さらにエンディングも理解不能の締めくくり。私は配信でリスナーの方に理由を教えてもらったからある程度理解できたが、ゲーム内でもとくに解説がなされていないので、知らない人はずっとモヤモヤした気持ちになると思う。
プレイを終えての感想

このゲームが発売された当時は7000円ほどするゲームした。キャラクターはとても可愛いのですが、このボリュームで7000円はあまりにも割高と言わざるを得ません。
今は『深夜廻』とのセットを7000円で購入できますが、それでもまだちょっと高いかなぁという印象。